出石鉱山は愛媛県喜多郡大和村豊茂(現在の大洲市)に位置した鉱山で、吉岡鉱業株式会社により稼行されました。

出石鉱山の概要
主に銅を採掘していた鉱山で、鉱床には黄鉄鉱や黄銅鉱が含まれていました。
鉱体は、出石鉱体、郷ノ塔鉱体、上神鉱体、朝日鉱体、谷上鉱体、中畝鉱体、イラガサの7鉱体があり、当初は出石鉱体が採掘され、昭和3年以降は他の鉱体が採掘されました。
各鉱床の規模は、走向60~80m、傾斜長200~600m、厚さは0.2~0.6m。

また鉱床の北方に位置した金山鉱山も支山として、出石鉱山と共に三菱鉱業株式会社により稼行されていました。
昭和15年から17年の産出量は、出鉱量が66,445トン、銅品位0.99%、産出銅量657トン。
昭和20年までには年産20,000(銅品位1%)を出鉱した。
出石鉱山の歴史
養老2年(718年)8月に発見される。
明治43年(1910年)大坂の石原久之助氏が開坑する。
大正7年(1918年)10月に矢野鉱業が事業を継承する。
昭和3年(1928年)10月に三菱鉱業株式会社が鉱山を買収し稼行を行ったが、昭和20年に終戦とともに休山となった。(資料によっては昭和27年閉山)
参考資料『日本の鉱床総覧』『日本地方鉱床誌 四国地方』『日本の層状含銅硫化鉄鉱床総覧』『長浜町誌』『四国鉱山誌』

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